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インプラントってどんな構造??

インプラントって最近よく聞く言葉ですが、どんな構造がご存じですか??


歯を失った選択肢として今や多くの方がお使いのインプラント。

見た目自然で噛みやすく、まるで自分の歯のように快適ですよね。


ただしこのインプラント、人工歯なので虫歯にはなりませんが、お手入れが悪いと

歯周病(インプラント周囲炎)になってしまいます。

そこでインプラントを長持ちさせる大切なコツをお教えしていきます★


まずはインプラントの構造を理解しましょう!



【上部構造】

いわゆる「歯」の代わりをする部分。

セラミックやジルコニア、レジンなどで出来ています。最も消耗しやすいパーツで

摩耗したり欠けたときは、補修したり交換することができます。

アバットメントにネジや接着剤せ留めます。


【アバットメント】

上部構造の土台であり、インプラント体(人工歯根)との連結パーツです。


インプラント体にねじ留めしてあります。歯ぐきの溝に接していてプラーク(歯垢、細菌のかたまり)や歯石(細菌の巣)がつきやすい要注意箇所です。

ネジが緩むとパーツに隙間ができ、細菌の温床になります。定期的にチェックを受けて、

クリーニングしてもらいましょう!


【インプラント体】


チタン製の人工歯根で、インプラント治療のかなめ。

患者さんのあごの骨(歯槽骨)に埋め込むと、骨とガッチリと結合して、

天然歯の歯根のように噛む力を受け止めることができます。

肝心の骨が炎症で溶けてしまうと、せっかくの治療が台無しになってしまいます。


【あごの骨】


インプラントが天然歯のように丈夫に機能するのは、歯槽骨がチタン製のインプラント体と

結合するおかげです。

ただし、プラークのなかの細菌によって炎症がおきると、歯周病と同じように溶けてしまうので十分なお手入れが必要です。


上部構造をネジで留める場合、噛み合わせが悪く偏った力がかかり続けていると、ネジが

緩みパーツが歪むことがあります。定期的に歯科医院で噛み合わせをチェックしてもらいしょう!